フェリー輸送のパイオニア|関光汽船株式会社

物流サービス

精密機器の高品質輸送サービス

精密機器は、振動に弱くデリケートなため、輸送の際、専門的なスキルが必要となります。関光汽船では高品質な精密機器輸送サービスをご提供します。

精密機器輸送の課題

精密機器を輸送する際のポイント

  • 01

    振動と衝撃をやわらげる対策
    振動や衝撃に弱い精密機器を輸送する際は、それらに配慮した輸送モードや梱包資材を選択する必要があります。エアサス車両の利用、特殊な梱包資材を使うなどのハード面での対策から、精密機器を移動させる際の人的作業に対するケアといったソフト面での対策を実施することで、振動や衝撃をやわらげることが重要です。

  • 02

    精密機器輸送に適した温度や湿度設定
    精密機器は温度や湿度の影響を受けやすいため、適切な環境条件を維持することが重要です。空調システムや防湿材を使用することで、精密機器にとって適切な温度や湿度を維持することができます。また、リーファーコンテナと呼ばれる温度管理機能がついた特殊コンテナがあり、精密機器を安全に輸送する際には検討が必要となります。

  • 03

    セキュリティと盗難防止対策
    精密機器は高価な製品が多く盗難のリスクがあるため、セキュリティ対策を実施することが推奨されます。港湾内での監視カメラの使用、厳重なセキュリティチェックなど、盗難防止のための多層的な対策が必要となります。

フェリーで精密機器を輸送するメリット

サーバー等の半導体関連機器や大型医療機器などの特殊な取り扱いが必要な機械に関しても、振動や温度変化に配慮することができるフェリー輸送は、デリケートな貨物を安全に輸送するうえで最適な輸送モードです。フェリー輸送では、貨物をトレーラーに積載し、緩やかなスロープで船内に自走するRoll-on/Roll-off方式で荷役をするので、ガントリークレーンを使用したLift-on/Lift-off方式の荷役と比べて、荷役時間が大幅に削減できるとともに、荷役作業時の衝撃や振動が大幅に抑えられることが特長です。

また、半導体・液晶製造装置などの重量がある精密機器も工場輸出から納品や設置先までそのまま搬送が可能なため、配送にかかる工数やコストの削減を図ることができます。このようにフェリー輸送は、精密機器を輸送する上で、様々なメリットがある輸送方法であるため、一度検討してみるのはいかがでしょうか。

関光汽船では、これまでに多くの精密機器の輸送を行っている実績があるため、専門的な知識も持ち合わせており、お客様の大事な精密機器を安全に輸送いたします。

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衝撃(加速度)比較

衝撃:大(10-15G)

コンテナ船港湾クレーン作業は時間との闘いです。数千基のコンテナを短時間で積み下ろすことが要求されるため、大きな衝撃の発生は避け難いのが実情です。半導体・製造装置は振動や衝撃に非常に弱いため、半導体輸送にはあまり向かない輸送モードです。

衝撃:中(3-4G)

飛行機航空貨物は飛行機の離発着時の衝撃に加え、地上輸送時の衝撃が大きく、特別な取り扱いを行っても完全に衝撃緩衝することは困難です。リードタイムを短縮するために航空輸送を利用することは効果的ですが、輸送品質の面では多少のリスクが伴います。

衝撃:小(1-2G)

高速フェリーフェリー作業は緩やかなスロープを貨物を搭載した車両が積み下ろしを行うため、貨物に与える衝撃が非常に少ないのが特徴です。振動や衝撃に弱い半導体・製造装置にとって、最適な輸送モードです。

※弊社調べ

エアサス車で製品に優しい半導体輸送

エアサス車は、エアサスペンション付きシャーシのことで、サスペンション構造に空気のパネルを搭載しているため、振動や衝撃をやわらげながら輸送することができます。関光汽船では、韓国Noを取得した低床エアサス台車・温調付エアサス低床幅広台車で半導体・製造装置を運搬するため、トラックへの積み替え作業をカットしそのまま運搬が可能で、半導体・製造装置へ衝撃が加わるリスクを最小限に抑えます。

荷役作業回数の比較
※弊社調べ

【コンテナ船】実作業工数:5回

  • 工場輸出
  • 倉庫搬入
  • コンテナバン
  • 港湾荷役
  • 海上輸送
  • 港湾荷役
  • ドレージ
  • 倉庫搬入

【飛行機】実作業工数:5回

  • 工場輸出
  • 空港倉庫搬入
  • 空港荷役
  • 航空輸送
  • 空港荷役
  • 空港倉庫搬出
  • 納品倉庫搬入

【高速フェリー】実作業工数:3回

  • 工場輸出
  • 倉庫搬入
  • シャーシ積替作業
  • 海上輸送
  • 韓国内走行
  • 納品倉庫搬入

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精密機器輸送とは?

精密機器とは複雑な構造で、高精度な動作や性能を持った機器のことを指します。精密機器はその複雑な構造ゆえに、振動や衝撃、温度や湿度などの環境変化に弱くデリケートであるため、輸送する際には専門的なスキルが必要となります。具体的には下記のようなものが精密機器に該当します。


パソコン、ディスプレイ、スマートフォン、コピー機、プリンター、サーバー、ハードディスクなど

MRI、CT、超音波診断装置、心電計、血液ガス装置、内視鏡、電子顕微鏡、人工呼吸器、パルスオキシメーター、インスリンポンプなど

マイクロメーター、CNC座標測定器、レーザー干渉計、測定顕微鏡、電子天秤、精密温度計、真円度測定機、万能投影機など


上記以外にもさまざまな電子機器や産業用ロボット、さらには半導体製造装置などが精密機器に該当し、これらも非常にデリケートな商品であるため、輸送時には特別な梱包材や温度管理が必要です。さらに、輸送中の振動や衝撃を最小限に抑えるための緩衝材や固定方法も重要です。

精密機器輸送とは?

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