モーダルシフトとは
モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を、環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することです。
モーダルシフトでは、発荷主・着荷主から駅や港などまでの輸送は陸路、長距離の輸送区間は鉄道や船に荷物を積み替えて輸送を行います。
トラックで陸送するよりも長距離輸送の人員削減が図れるため、燃料費や人件費など輸送費用の抑制、ドライバー不足対応、労務管理の解決にも繋がります。
世界的に脱炭素社会への転換が急速に進んでおり、商品の生産、輸送、販売、廃棄のサプライチェーン全体での環境負荷の低減は社会的課題とされています。国土交通省では、輸送(物流)における環境負荷の低減施策として、モーダルシフト、共同配送、輸送網の集約等による物流効率化を推奨しており、中でもモーダルシフトは環境負荷の低減効果、道路交通渋滞問題の解決・ジャストインタイム輸送の手段として有効になるものとして注目されています。
関光汽船では、トレーラーとSHKグループ船社の大型フェリーを組み合わせた海上輸送の利用を提案し、積極的なモーダルシフトを推進しています。
