モーダルシフトとは
モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を、環境負荷の少ない鉄道や船舶の利用へと転換することを言います。日本においてモーダルシフトが話題となったのは、1981年に運輸政策審議会が出した答申「長期展望に基づく総合的な交通政策の基本方向」からとされています。この答申では、旧国鉄貨物輸送の再編成と第二次オイルショックが主要なテーマとなり、モーダルシフトの必要性が取り上げられることとなりました。当初は、省エネルギーをメインとして打ち出されていましたが、CO2削減対策や、物流業界の2024年問題対策としても大きな期待が集められています。
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