フェリー輸送のパイオニア|関光汽船株式会社

国内フェリー輸送による
海陸一貫輸送

SHKライングループフェリーを中心にネットワークを活かした海陸一貫輸送で
モーダルシフトの推進、物流の効率化をご提案いたします。

トラック・トレーラー陸送の物流に関する課題

フェリーを利用した海陸一貫輸送で解決!

高騰する燃料費・人件費などのコスト削減!

陸送などの長距離をトレーラーを利用した無人航送によるフェリー輸送にモーダルシフトすることで、陸送区間の燃料費やドライバーの拘束時間削減による輸送コストの改善が図れます。
さらに、弊社では共同配送の実績もあり、異業種企業など複数の輸送を組み合わせることで、さらなるコスト削減も図れます。対応区間や頻度につき、お気軽にご相談ください。

安定したリードタイムの実現とBCP対策

長距離での陸送や鉄道輸送においては道路状況や災害に影響を受けやすく、リードタイムが安定しない問題もあります。フェリー輸送は通常の旅客輸送も行う為、定時運航しており、貨物輸送のリードタイム安定化を図ることができます。

また、輸送モードを拡大することで、災害発生時における非常事態の代替輸送手段になりBCP(事業継続計画)対策に繋がります。フェリー輸送は、陸送や鉄道輸送と比較しても渋滞や事故のリスクが軽減され、台風等スケジュールが変更になっても運航スケジュールの復旧が早く納期の目安が立ちやすい輸送モードです。

リードタイム 一例
  • ・関西⇔九州 1日出荷→2日AM着
  • ・関東⇔九州 1日出荷→3日AM着
  • ・関西⇔北海道 1日出荷→3日AM着
  • ・北関東⇔北海道 1日出荷→3日AM着

CO2排出量削減でホワイト物流を実現!

1トンの貨物を1km運ぶ(1トンキロ)ときに排出されるCO2の量は、トラック(営業用貨物車)が233gであるのに対し船舶は39g(約1/6)のみ。船舶を輸送に使用することで大幅なCO2排出量の削減が可能です。

長距離輸送の労働問題解決で輸送力強化!

輸送の大部分をフェリーで輸送するので、ドライバーは、集配先からフェリー発着港までと近距離の稼働で済ませることができます。フェリー輸送では、ドライバーの効率的な配置運用が可能となり、人件費・物流コストの大幅な削減を実現することができます。
また、ドライバーがフェリーに同乗する場合、フェリーでの移動時間を休息期間にできるので、拘束時間を遵守しやすく、労務管理対策にもなります。

フェリー輸送事例

共同幹線輸送でドライバー運転時間75.9%削減

国内物流の改善事例異業種共同輸送1計画前
国内物流の改善事例異業種共同輸送1計画後

食品メーカー様、日用雑貨メーカー様、物流機器メーカー様の異なる事業種3社の貨物を組み合わせた共同幹線輸送を実現しました。
グリーン物流パートナーシップ会議優良事業者表彰「国土交通大臣表彰」受賞。

共同幹線輸送でCO2排出削減量65.0%削減

国内物流の改善事例異業種共同輸送1計画前
国内物流の改善事例異業種共同輸送1計画後

食品メーカー様、日用雑貨メーカー様、物流機器メーカー様の異なる事業種3社の貨物を組み合わせた共同幹線輸送を実現しました。
グリーン物流パートナーシップ会議優良事業者表彰「公共交通・物流政策審議管表彰」受賞。

フェリー輸送への切替で輸送コスト23.0%削減

国内物流の改善事例異業種共同輸送1計画前
国内物流の改善事例異業種共同輸送1計画後

同業種の物量や輸送ルート等を検討し情報共有後、定期的なラウンド輸送を実現しました。

フェリー輸送のメリット

環境負荷軽減(CO2削減)

SDGs、ホワイト物流の活動を通じて近年問題となっている環境負荷軽減(CO2削減)に取組みます。
CO2削減に向け、陸送輸送からフェリー輸送へモーダルシフトし、物流の効率化及び環境に優しい輸送を設計いたします。

航路紹介・主要都市とのアクセス

国内部門では、グループ会社である阪九フェリー(株)、新日本海フェリー(株)、2021年7月就航の東京九州フェリー(株)、ならびにオーシャントランス(株)のネットワークと自社・グループで約2,000台に及ぶトレーラーを相互使用し、北海道から九州までフェリー輸送を通じモーダルシフトに寄与しています。
陸上輸送と比較しても渋滞や事故のリスクが軽減され、近年頻発している自然災害による道路の通行止めや鉄道路線の遮断による輸送停止等、災害時のBCP対策にも有効な輸送モードとなります。

日本国内の航路図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れ

20トントレーラーによる海上輸送サービス

SHKライングループフェリーを中心とした海上輸送網を利用して、20トントレーラーの無人航送による海上輸送により高い定時性、CO2削減、貨物ダメージの軽減、輸送力確保、省力化が実現可能となります。

関光汽船所有の20トントレーラー写真|国内貨物物流のフェリー輸送の流れ

関光汽船の国内物流サービス

国内部門では、グループ会社である阪九フェリー(株)、新日本海フェリー(株)、東京九州フェリー(株)ならびに、オーシャントランス(株)のネットワークと自社・グループで2,000台に及ぶトレーラーを相互使用し、長距離フェリー輸送のパイオニアとして北海道から九州までの海陸一貫輸送対応が可能です。

コスト削減はもちろんのこと、CO2削減を始めとする環境負荷軽減、災害による陸路の遮断時のBCP対応及び、乗務員不足へ対応した無人航送によるモーダルシフトに寄与し、異業種共同輸送などお客様の物流効率化に貢献いたします。

関光汽船所有の20トントレーラー写真|国内貨物物流のフェリー輸送の流れ

国内フェリー輸送の流れ

輸送のオーダー受付後、トレーラー車両を手配し、貨物の集荷(積載)~フェリー乗船(荷台)~下船~配達までの海陸複合一貫輸送をご提供いたします。
日本初の長距離フェリー『阪九フェリー』、日本海側北海道航路のパイオニア『新日本海フェリー』両フェリーの母体であった『関光汽船』にはイノベーターの精神が今も健在で、従来から環境問題(CO2削減)に取り組み、物流コスト削減、BCP対応、異業種共同輸送を通じた物流効率化に貢献する新時代の物流モードをお客様の現場から設計いたします。

 

  • 輸送オーダーを受けるスタッフの図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れSTEP01 輸送オーダー
    お客様からの輸送オーダーを受注
    輸送に関わる全ての手続き/手配をお客様に代わり、一括で行います。
  • 貨物をトレーラーシャーシに積み込む図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れSTEP02 貨物の積込
    お客様の指定場所まで伺い荷物を集荷いたします。
  • 貨物トレーラーシャーシをフェリーに乗船する図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れSTEP03 乗船
    集荷したトレーラー(荷台)をフェリーに積み込みいたします。
  • フェリーでトレーラーシャーシを無人航送する図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れSTEP04 海上輸送
    北海道から九州までグループフェリーで運び、日本全国をカバーいたします。
  • 貨物トレーラーシャーシをフェリーから下船する図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れSTEP05 下船
    トレーラー(荷台)をフェリーからおろします。
  • 貨物トレーラーシャーシが陸上を走行する図|国内貨物物流のフェリー輸送の流れSTEP06 配達
    お客様指定の場所まで伺い荷物をお届けいたします。

各港からの主要都市への距離目安

小樽港から
苫小牧港から
新潟港から
東京港から
横須賀港から
敦賀港から
舞鶴港から
神戸港から
泉大津港から
新門司港から

国内輸送のお役立ち資料

中国・韓国 ⇔ 国内の一貫輸送を実現

週18便の豊富な便数とワンストップで一貫対応サービス

本州最西端の『下関港』を拠点に、日韓・日中を繋ぐ国際フェリー輸送航路を週9便擁しており、
コンテナ船よりも速く、航空便にも劣らないスピードで貨物をお届けすることが可能です。
地理的優位性を生かしたスピードと振動・衝撃の少ない高い輸送品質、定時運航による安定した輸送サービスを提供し、
お客様の多様な物流ニーズにお応えいたします。

関光汽船の物流サービス

20トントレーラーの海上輸送・倉庫保管サービスで、
より利便性の高い輸送を提供します。

よくある質問

  • フェリー輸送の強みは何ですか。

    フェリー輸送は、昨今問題になっている乗務員の人手不足や労働時間を改善でき、環境負荷も低い優れた輸送方法です。
    また、定時性が高く、一度に大量の貨物を輸送できるので、安定して持続可能な輸送を提供することができます。

  • 輸送中に貨物へのダメージはありませんか。

    貨物への負荷が少ないエアサス車両(※)を利用し、輸送時の振動をできるだけ低減しています。
    また、フェリー輸送を組み合わせることで、陸送距離の短縮により交通トラブルのリスクも軽減できます。
    ※エアサス車両=空気のバネ(サスペンション)で車体の高低を調整し、走行中の衝撃(道路上の凸凹など)を和らげる車両

  • どのような貨物を輸送していますか。

    食品、飲料、日用雑貨、化成品、タイヤ、雑貨、鉄鋼など多くの企業様の貨物輸送に関わり、多種多様な製品の取扱いを行っています。

  • 温度管理が必要な貨物は運べますか。

    はい。SHKライングループ全体では保冷車を所有しています。
    お問い合わせから、または最寄りの営業店所にご相談ください。

  • 20トン以上の貨物を運べますか。

    はい。弊社は、最大積載重量が20トンを超える3軸車のトレーラー車両も所有しています。
    貨物の重量や荷姿に応じたシャーシを提供し、最適な貨物輸送を提案させて頂きます。

  • 貨物がまとまらないと運べませんか。

    いいえ。弊社では、混載輸送などお客様のニーズに沿ったご提案ができます。
    お問い合わせから、またはお客様の最寄りの営業店所にご連絡ください。

  • SHKグループ以外のフェリーやRORO船を利用した輸送を手配できますか。

    はい。グループ以外のフェリー船社や同業者とも提携していますので、対応可能です。
    詳しくは、お問い合わせから、または最寄りの営業店所にご連絡ください。

  • 集荷・配達先が2カ所以上ある場合対応できますか。

    はい。対応可能です。ただし、輸送距離や配送時間を確認させて頂き、可能な範囲であれば対応いたします。
    また、1か所集配の場合とは輸送日数・料金が異なる場合がありますので、詳しくはお問い合わせから、または最寄りの営業店所にご相談ください。

  • 深夜の集荷、配送は可能ですか。

    深夜配送につきましては、ご要望に合わせて検討いたします。

  • 貨物や製品の保管・管理・運送など、倉庫業務での物流サービスは行っていますか?

    入出庫・保管業務など自社倉庫のご利用も可能です。詳しくは、「倉庫保管サービス」をご覧ください。

  • SOx規制とは何ですか。

    船上(エンジンや発電機など)での燃料油の燃焼により生じる硫黄酸化物(SOx) による大気汚染を防止するため、舶用燃料油の硫黄含有率を一定値以下に規制することです。

  • BAFとは何ですか。

    BAF(Bunker Adjustment Factor)とは、船舶燃料価格の急激な変動に対処するためにかかる調整運賃のことです。
    運賃とは別に発生する費用となり、四半期毎の改定となります。また、船社により設定は異なります。

関光汽船の特長

設備紹介

関光汽船の各種設備をご紹介します。

物流サービス

貴社が抱える輸送の課題についての解決策をご紹介します。

関光汽船とは

海より速く、空より安く

グループであるSHKライン(新日本海フェリー、阪九フェリー、関釜フェリー、蘇州下関フェリー、東京九州フェリーなど)の
航路網を利用し”海より速く、空より安く”(コンテナ船よりも速く、航空便よりも安く)をモットーに
中国・韓国と日本各地を結ぶ国際物流サービスと、日本国内を網羅する海上ネットワークを活用した
国内物流サービスを展開しております。

お問い合わせ

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