フェリー輸送のパイオニア|関光汽船株式会社

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モーダルシフトとは?メリットと解決できる課題

モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の
小さい鉄道や船舶の利用へと転換することをいいます。

モーダルシフトとは

モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を鉄道や船舶の利用へと転換することです。日本においてモーダルシフトが話題となったのは、1981年に運輸政策審議会が出した答申「長期展望に基づく総合的な交通政策の基本方向」からとされています。この答申では、旧国鉄貨物輸送の再編成と第二次オイルショックが主要なテーマとなり、モーダルシフトの必要性が取り上げられることとなりました。当初は、省エネルギーをメインとして打ち出されていましたが、CO2削減対策や、物流業界の2024年問題対策としても大きな期待が集められています。

荷主が感じる
モーダルシフトに
対する懸念とは?

  • 01

    リードタイムが伸びる可能性
    トラック等の自動車で行われている陸上輸送と比較して、海上輸送に切り替えることで、輸送時間が延びてしまうイメージが、モーダルシフトへの懸念となっています。リードタイムの延長や調整を行っている業界や企業も増加していますが、翌日配送が当たり前と考える荷主も少なくなく、リードタイムを重視し、トラックによる貨物輸送を継続している傾向にあります。

  • 02

    現在の輸送方法で不満がない
    現在利用しいる輸送方法(運送会社)で十分対応ができており、特に現状では不満がないという声を聞きます。モーダルシフトした方が良いのは分かっているけど、海上輸送の手配イメージが湧かない、切替における手間がかかることがモーダルシフトへの懸念として挙げられます。

  • 03

    海上輸送による輸送品質の低下が心配
    海上輸送は波による揺れが大きいのではないかというイメージを持たれている荷主は多く、製品ダメージなど輸送品質の低下が、モーダルシフトへの懸念となっています。

関光汽船がその課題を解決します

高速フェリーを利用した安定したリードタイム

お問い合わせいただく中で、海上での輸送が陸送に匹敵するリードタイムでの輸送が可能なのだと認識いただけることがあります。フェリーによる海上輸送は通常の旅客輸送も行うため、定時運航しており、貨物輸送のリードタイム安定化を図ることができます。
積卸エリアにもよりますが、九州⇔関西は翌日AM着、九州⇔関東は翌々日AM着が可能であり、陸送輸送と比較しても同様のリードタイムでの輸送が可能です。

2024年問題のその後も安心

現在は陸上輸送で問題ないものの、2024年問題により今後さらに運送会社からのが輸送制限や値上げ要請が増加する可能性があります。海上輸送では、長距離区間の大部分を無人航送で行う事ができるため、乗務員の省力化に貢献できます。また、共同配送や異業種企業など複数の輸送を組み合わせることで、コスト削減も図ることができます。

輸送品質の向上

大型フェリーによる輸送は陸上輸送や鉄道輸送に比べ輸送時の振動が非常に小さい事が特長です。輸送の大部分を海上輸送でおこなうことで商品へのダメージが軽減され荷崩れや破損のリスクも下がり輸送品質の向上が期待されます。
また弊社ではエアサスを搭載したトレーラーを導入しており、積卸先と発着港の陸上部分においても振動を最小限に抑える事が可能です。

フェリー輸送のメリット

モーダルシフト推進に向けての取り組み

世界的に脱炭素社会への転換が急速に進んでおり、商品の生産、輸送、販売、廃棄のサプライチェーン全体での環境負荷の低減は社会的課題とされています。
国土交通省では、輸送(物流)における環境負荷の低減施策として、モーダルシフト、共同配送、輸送網の集約等による物流効率化を推奨しており、
中でもモーダルシフトは環境負荷の低減効果、道路交通渋滞問題の解決・ジャストインタイム輸送の手段として有効な取り組みとして注目されています。
また国土交通省では、補助金の交付によるモーダルシフトの取り組みへの支援も行われています(モーダルシフト等推進事業費補助金)。

関光汽船では、トレーラーとSHKグループ船社の大型フェリーを組み合わせた海上輸送の利用を提案し、積極的なモーダルシフトの取り組みを推進しています。

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海より速く、空より安く

グループであるSHKライン(新日本海フェリー、阪九フェリー、関釜フェリー、蘇州下関フェリー、東京九州フェリーなど)の
航路網を利用し”海より速く、空より安く”(コンテナ船よりも速く、航空便よりも安く)をモットーに
中国・韓国と日本各地を結ぶ国際物流サービスと、日本国内を網羅する海上ネットワークを活用した
国内物流サービスを展開しております。

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